Fukuyama

備後福山の庭

「住まいとは、庭も含めた暮らしの空間だと思います。」

 
施主様からご依頼いただいたのは新築後まもなくでした。知り合いの方の紹介で弊社を知り、施工事例を見て気に入っていただけたようです。実際には庭から住まいづくりが始められたわけではないのですが、建物の設計段階から施主様の庭に対する想いが込められていたようです。
建物の間取りには屋内から屋外を眺める視点が強く感じられましたので、その開口部が絵の額になるようなイメージで庭のデザインをっすめました。また、ダイニングキッチンやリビングからも庭がよく見える間取りとなっていましたので、屋内位に居ても庭の緑を感じられる空間を作るよう努めました

リビングの一段下がったフロアからの眺めに癒される。

玄関ホールの大きな窓は外の景色を切り取り一枚の絵に。

陽と影。光はさまざまな景色を生み出します。

石垣の塀をくぐり抜けると、そこは緑の平原・・・そんなイメージです。

緑とコンクリート。自然と人工物の融け合うカタチを求めました。

モダンなガレージはシンプルに形の美しさを見せています。

 

写真の庭は完成から約一年ちょっと経った状態です。植栽も落ち着いて庭に馴染んでいますが、植栽は生き物ですから、これから時が経つにつれて違った表情も見せてくれると思います。
「子どもが幼いので、今年の夏は庭にプールを出して水遊びをしたいと思っています。また、子どもが大きくなるにつれて、友だちと庭で遊んだり、家族や友人とバーベキューをしたり、庭での過ごし方も変わってくるでしょうね」。施主様もこれからの暮らしを色々と想像して楽しみにしていらっしゃるようです。
また、「一段下がったフロアのリビングでくつろぎながら庭を眺めるのはとても癒されます」。と施主様。照明が照らす夜の庭も昼間とは違った趣があります。植物は季節によって表情を変え、また天気や時間によってもその見え方は変わります。屋内から眺める庭は窓に切り取られた動く絵画のように私たちの目を楽しませてくれます。
日々の暮らしの中に癒しのひと時と潤いを与えてくれる庭、そこに住む人の暮らしが時の流れとともに変化しても、自然の持つ魅力はそのまま在り続けるでしょう。

向こうに見える色が、季節によって変わる壁。

風の音も水の音も目に見えるようだ。

日向にも日陰にも命が息づいている。

目に入る自然が、食事の時間も楽しくするでしょう。

少しだけ、草たちの雨宿りになるかな。

やはり、庭には妖精たちが住んでいると思います。